過去の作品

グレイな世代 黒とシロ

地下鉄サリン事件の被害者、その周りの人間、関係者ののそれぞれの生き方を描いた作品。2011年の作品を再演。キャストを一新。新たに加筆修正を加える。山本夢、木村元親らが核となり獏天史上最高の現代アクションといえる作品。

IN廣島 紐育に原爆を落とす日

2011年公演作品の再演。主演に和興を迎え、新たに台本を修正し再演。

国内最大の演劇ポータルサイトこりっちにて2015年8660本のエントリー作品の中年間21位を承りました。

『愛を語る資格』2014年ブートレック旗揚げ公演にて下北沢GEKI地下リバティ作・演出イデヨシフサとして参加。コンクリート殺人事件を題材に、残された遺族の生きがいとは何か・・・。愛するが故に許されるもの、愛するが故に許されないもの。出演;藤井太一、山本夢、太田雄路、吉川柳太、太田真弓ほか
2012年10月『Fという記号』下北GEKI地下リバティ 作・演出イデヨシフサ3.11。東日本大震災。被災地のみならず、人にあらゆる意味での災害をもたらした。男は、初めての家族旅行で全てを失った。波にさらわれる自分の妻と子供。彼は、いかにして生きていくのか・・・。一人、二人芝居を中心に描く人生不条理世界。出演;時津真人、西村真、長谷川葉生、吉平誠、藤井太一ほか
2012年2月『イデ版裏蒲田行進曲』下北沢GEKI地下リバティ 作演出イデヨシフサ。言わずと知れたつかこうへい氏の『蒲田行進曲』を現代の映像事情を踏まえて脚色。銀ちゃん、小夏、ヤスに加えて、CG作家やアクション女優などを加えてアレンジ。出演:五十嵐康陽、那須野恵、麻生真桜、有働剛、時津真人ほか
2011年9月『紐育に原爆を落とす日』下北沢GEKI地下リバティ 作演出イデヨシフサ1945年陸軍海軍は追い込まれ逆転の一撃を画策していた。そのカギを握る男、物理学者彦坂忠義。いち早く中性子の存在に気付き、ネイチャー誌に取り上げられながら、アジアの一介のサルとして黙殺された男でもある。彦坂の発見により急激に欧米諸国の原子力開発は進んでいく。一方、日本の軍部でも原爆の開発を進める。が、彦坂は概算上の計算でありながら、その破壊力の凄まじさを予想していた。そして、広島に原爆が落ちる。助手の漆原の婚約者綾子は黒い雨に打たれ、彦坂に原爆開発を要請する海軍岸田の家族は亡きものにされる。陸軍中岡の両親は長崎で原爆を受ける。頑なに原爆開発を拒否する彦坂だが・・・。出演:浜谷康之、五十嵐康陽、浜田彩、那須野恵、時津真人、林田直樹、水鳥浩太ほか
2011年2月『黒とシロ』GEKI地下リバティ 作演出イデヨシフサ未曽有の大惨事を引き起こした地下鉄サリン事件から16年。サリンに侵された人々は、人生を大きく変えていた。映画カメラマンとしてデビュー寸前だった男、結婚を控えた女、アクション監督、片思いの男、たまたま地下鉄に乗ったヤクザ。それぞれが、後遺症と変えざるをおえなかった運命を呪い、そして、新しい人生を歩もうとする。しかし、意識の戻らない当時女子高生の美和の為に動く者もいた。新宿駅構内で事件が発生した。走り出した人間。毒ガスだと叫ぶ人。彼らにつられるように逆流する人々が、倒れ踏みつけられていく。警察は、原因を突き詰めようと動いた矢先、教師の新井が出頭してくる。「サリンを撒きます」止めたいのなら美和を救えと条件を出してくる。 国の保証金は微々たる程度でなおもオウムは名前を変え存在している。後遺症の被害は、重篤でありながら健常者と変わらない要求をなされる。事件は事故のような扱いで風化していく。『無関心』こそが犯罪なのではないか・・・。実在の事件をモチーフにした感動作。出演;西村真、時津真人、浜田彩、南部哲也、印南俊祐、藤井太一ほか
2010年7月『無血 1968・12・10雨』ザムザ阿佐ヶ谷昭和の劇場型犯罪の代名詞でもある三億円事件。刑事民事ともに時効になったにもかかわらず、2008年9月ある男Kが自殺した。かつて犯人と疑われた人Kが、いわれのない中傷を受けノイローゼにかかりそして、死んでいった。三億円事件という大きな波によって人生を狂わされた人々がいた。刑事はKを執拗に追い回し、その娘すらその標的になる。しかし、そこには結ばれる事の無い愛が小さく開いていた。実際の事件と実在の人物を織り込み、裁判員裁判を軸に描く三億円事件の真相とは・・・。出演:浜谷康之、榎亮太朗、浜田彩、田崎那奈、磯野正一、吉平誠ほか
2009年9月『赤紙 JAP PRIDE』新宿107スタジオ 作・演出イデヨシフサ